カレーズの会とは

「カレーズ」とは、現地の言葉で“地下を流れる水脈”を意味します。
それは、アフガニスタンの大地を斜めに貫くヒンズークシュ山脈から湧き出し、乾いた大地を静かに、しかし確かに潤し続ける“いのちの流れ”です。同時に、「いのちの水脈」「癒しの源」「未来への夢」を象徴する言葉でもあります。

一人ひとりの力は、一滴の水のように小さい。けれども、その想いが集まれば、やがて大地を潤す大河となる。

その信念のもとに、
私たちカレーズの会は、戦禍に苦しむアフガニスタンの人々の“希望の水脈”でありたいと願っています。「医療」と「教育」という二つの柱を通じて、絶たれかけた命に寄り添い、未来へと続く流れを育んでいます。

カレーズの会のシンボルマークには、私たちの願いと使命が込められています。

開かれた本は「教育」を、薬杯と救急車は「医療」を。本に描かれたインクは知識の広がりを、薬杯は命を救う力を意味し、救急車は困難な地でも決して止まらない行動の象徴です。

この二つ【医療と教育】が一つに重なり、カレーズの会は「いのちの水脈」としてアフガニスタンの大地に希望を届け続けています。

小さな支援がやがて大きな流れとなり、未来を潤す。このロゴには、そんな私たちの信念が静かに、しかし力強く息づいています。